WindowsストアにHoloLensアプリをリリースする手順まとめ

HoloLensアプリをWindows Storeでリリースする手順やポイント、注意点など。

凄い分量に見えるけど、慣れると5分で申請できる

>> Submitting an app to the Windows Store
https://developer.microsoft.com/en-us/windows/holographic/submitting_an_app_to_the_windows_store

アプリ開発者登録

AppleやGoogleのアレみたいな感じで、「Windowsデベロッパーセンターアカウント」の登録(個人$19)をお持ちのアカウントに紐づけが必要です。

>> アプリ開発者として登録 – Windows アプリの開発
https://developer.microsoft.com/ja-jp/store/register

・MSDNとかBizSparkであれば無料のコードが手に入る。
(むしろアプリ開発者登録で紐づけるアカウントに、すでにMSDNやBizSparkなどに紐づけられていたらコードを使わないとうまくいかないという噂)
・登録は1度きりでOK(毎年更新ではない)

ストアに申請する際に必要なものを用意する

アイコンやアプリタイル、ストア掲載画像

アイコンやアプリタイルは1枚の画像から複数のサイズの画像を生成できるUWP Logo Makerを利用する。

>> UWP Logo Maker ver.1.0 – 高橋 忍のブログ
https://blogs.msdn.microsoft.com/shintak/2015/08/22/uwp-logo-maker-ver-1-0/

使い方は簡単。

用意した1枚の画像をドラッグ & ドロップ。スクロールやドラッグで画像の位置を調整。「Default Only」のチェックを外して「アイコン生成」ボタンをクリック。

(今書いてて気づいたけど作者はあの忍さん。これがなかったらHoloLensアプリ申請めんどくさくて断念していました。忍さんありがとうございます!!)

作ったアイコンやアプリタイル画像を設定する

画像の配置

Visual Studioでプロジェクトを開き、Assetsフォルダ以下にUWP Logo Makerで生成した画像をまるごと配置する。

※何かバグった場合にVSのプロジェクト全消ししてUnityから再生成することを考え、UWP Logo Makerで生成した画像はUnityのプロジェクトのAssetsと同じ階層とかにも置いておくのが無難。

設定の確認

Package.appxmanifestをダブルクリックで開く。ビジュアル資産→すべての~を開く。 Assetsフォルダに追加したものが自動的に設定される。

※ここでエラーか警告表示が出た場合、もともとあったワイルドカード的な名前指定がされた画像があると、あとから配置したサイズ指定の画像とバッティングするため、もともとあったワイルドカード的な画像ファイルを削除する必要がある。

※すべて設定する必要はない。必要なモノは次の通り。
最終的には実機で動かしてアイコンが出ているか?スタートメニューから選んで配置するときのウインドウ内のアプリタイルとして表示されているか?を確認。まぁなくてもリジェクトはされないはず。

 

DebugやReleaseではなくMasterにする

 

Windows.Holographicへ変更する

しなくてもリリースできたけど一応変える

 

 

アプリを新たに申請する

まずはVisual Studioで次のことを行う

1) 新規アプリのパッケージID作成
2)パッケージIDとプロジェクトの紐づけ
3)ビルドを作る

1) 新規アプリのパッケージID作成

プロジェクトのコンテキストメニューから「ストア」→「アプリケーションをストアと関連付ける」

次へ

ここでアプリケーション名の予約を行う(新規アプリのストア登録)

2)パッケージIDとプロジェクトの紐づけ

無事予約ができたら一覧に表示されるので選んで次へ

設定した内容を確認し、OKなら「関連付け」を押して完了

3)ビルドを作る

プロジェクトのコンテキストメニューから「ストア」→「アプリ パッケージの作成」

先ほど関連付けられた内容が選ばれている。「次へ」

設定はそのままで「作成」

※一応ソリューション構成がMasterが選ばれていることを確認。

無事にパッケージ化が済んだらWindowsアプリ認定キットでのテストはせずに閉じる

現状HoloLensでのWindowsアプリ認定キットは対応していないので実行しても無意味(チェックOKでも以前パッケージに含まれたDLLに問題がありあとからリジェクトされた)

Windowsアプリ認定キットの対応についての最新情報はこちらで確認

終わったら自動的にフォルダが開く。

このArtgram Unity-Chan_1.1.2.0_x86_bundle_Master.appxupload ファイルをストアへアップロードする。

Windowsストアにアプリを申請する

Windows Dev Centerのダッシュボードにアクセスする

>> Windows Dev Center
https://developer.microsoft.com/en-us/dashboard/apps/overview

先ほどVisual Studioで予約したアプリ名を選び、申請を行っていく。

Start your submissionで、まずは申請情報を作る。

 

申請で必要な情報一覧画面。量が多く見えて心が折れそうになるけどどれも大した量じゃない。

よだん

すっかり忘れていたけど、Windowsストアのアプリ申請画面は日本語に対応している。画面左下から変更しよう。

 

価格と使用可能状況

ここではアプリの販売価格とリリース時期の設定などが行える。

保存を押して次のプロパティを選ぶ。以降の手順では保存して他の項目を開くという説明は端折る。

プロパティ

ここではリリースするアプリのストア上でのカテゴリや、ストア上で表示される「お約束」的な基本的な内容を登録する。

現状HoloLensのストアアプリのカテゴリ機能は機能していないが、一応。

年齢区分

アプリをそれぞれの国でリリースする際に、その国で必要ななんかいろいろなものを全部自動的に良しなにしてくれる。

アプリの種類を選ぶとそれぞれに合った選択肢が出るので選ぶ

 

パッケージ

VSで作ったappxupload ファイルをストアへアップロードする。

対象デバイスを選択する。DesktopとMobileのチェックは外す。

 

ストア登録情報

Windowsストア上に表示されるアレコレ。必須項目プラスαで、最低限あったほうがよさそうなものを赤枠で囲っている。

現状HoloLensからの表示は不可能で、PCなどからの表示に限定されてしまうが、日本語のページの追加も次の手順でできる。

申請のトップに戻り、「ストア登録情報の言語を管理する」

「追加言語の管理」を押す

と、一覧が出てくるので日本語を探してチェックを入れて「更新」を押す

日本語の追加完了。「保存」押して、

 

英語と同様に日本語の情報を追加していく

 

認定の注意書き(オプション)

申請をチェックする向こうの担当者に伝えることがあれば適宜情報を追加することができます。

提出する

申請内容の登録が終わったら「ストアに提出」を押しましょう。

おつかれさまでした!あとはリリースされるのを待つのみです。

 

 

リリースされるまでの目安

前処理中~認定 1時間。認定は1~3日。認定が通った後に実際にストアで配信開始されるまで1日。

HoloLensアプリをリリースされた方紹介

ENGLISH BIRD(のしぷさん@noshipu)

https://www.microsoft.com/ja-jp/store/p/english-bird/9pfhk2hthr9n

現状自分の作ったHoloLensアプリをTwitterなどでのセルフ以外でWindowsストアで一般ユーザーにアプリを認知してもらうのにはMade for HoloLensリストに掲載されるしかない。

AudioPluginMsHRTF.dllでリジェクトされた話などなど参考になります。Unity 5.6なら大丈夫かも?